共通テストの平均点の推移|科目別に6年分を一覧【2027年度】

共通テストの平均点の推移

共通テストの平均点の推移を2021〜2026年の6回で見ると、上がり続けた科目も、下がり続けた科目もありません。数学Ⅰ・Aは57.68点→37.96点→55.65点と2年で約20点上下し、2026年は47.20点でした。大学入試センターの公表値(100点換算)で科目別に並べます。

この記事でわかること

  • 2021〜2026年の平均点を国語・英語・数学・理科・地歴公民の科目別に
  • 数字を比べるときの注意(100点換算・得点調整後・新課程)
  • 平均点が大きく動いた科目と、下がった翌年に戻ったか
  • 平均点と標準偏差から自分の点数の位置を出す方法
  • 2027年の平均点がいつ発表されるか

公的情報源: 大学入試センター「共通テスト 受験者数・平均点の推移(本試験)」(dnc.ac.jp・2026年10月21日確認)

この記事の要点

  • 表の平均点は100点満点に換算した数字。国語の2026年の実際の平均は200点中116.37点
  • 6回で最も低かったのは2022年の数学Ⅰ・A(37.96点)
  • 前年から10点以上下がった9例のうち6例が2022年。その6例で翌年に5点以上戻ったのは3例
  • 2027年は中間発表が1月20日、最終発表が2月4日(いずれも予定)

「去年は数学がすごく難しかったらしいです。今年は易しくなりますか」。秋の面談で、毎年のように聞かれる質問です。

この記事では、大学入試センターが出している6回分の平均点を科目ごとに並べました。上がり下がりのくせを見たうえで、自分の点数を平均点と比べる方法まで順にたどれます。

目次

共通テストの平均点の推移(2021〜2026年)

主な5科目の平均点は、6回とも50〜60点台を中心に上下しています。いちばん大きく動いたのは数学で、2022年には数学Ⅰ・Aが4割を切りました。

主な科目の平均点の推移(本試験・100点換算・単位:点)

実施年国語英語リーディング英語リスニング数学Ⅰ・A
2021年(令和3年度)58.7558.8056.1657.68
2022年(令和4年度)55.1361.8059.4537.96
2023年(令和5年度)52.8753.8162.3555.65
2024年(令和6年度)58.2551.5467.2451.38
2025年(令和7年度)63.3357.6961.3153.51
2026年(令和8年度)58.1862.8154.6547.20

出典: 大学入試センター「共通テスト 受験者数・平均点の推移(本試験)」。2021年は第1日程(1月16日・17日)の数字です。2025年からの数学Ⅰ・Aは新課程の「数学Ⅰ,数学A」を指します。

数字は「100点満点に換算した平均点」

大学入試センターの推移表は、どの科目も100点満点に直した平均点を載せています。国語は200点満点なので、表の58.18点は実際には200点中116.37点です。

ニュースによって、2026年の国語が「約5点下がった」と「約10点下がった」の両方を見かけます。前者は100点換算、後者は200点のままで比べた差です。前の年と比べるときは、同じ物差しの数字どうしで見てください。

理科基礎(各50点)や、地理総合/歴史総合/公共の出題範囲(各50点)も、推移表では100点に直した数字になっています。

2021年と2023年は得点調整の後の数字

推移表の注には「令和3年度(1月16日・17日)及び令和5年度は得点調整後の数値」とあります。得点調整は、地理歴史・公民・理科の選択科目の間で平均点が20点以上開いたときなどに、平均点が低い科目へ点を足す仕組みです。

得点調整が行われた年と科目(大学入試センター公表の換算表から)

実施年調整があった区分点が足された科目
2021年公民・理科(物理・化学・生物)公民は現代社会と政治・経済、理科は物理と化学
2023年理科(物理・化学・生物)化学と生物

つまり2021年の化学や2023年の生物は、調整がなければもっと低く出ていた数字です。科目ごとの加点の幅は、各年度の過去の試験情報(令和3年度・令和5年度)に換算表として載っています。

2025年から新課程。科目の名前と範囲が変わった

2025年(令和7年度)の共通テストから、新しい学習指導要領に沿った科目に切り替わりました。表では同じ列に並べていても、2024年までと2025年からは別の科目です。

科目の切り替え(2024年まで→2025年から)

2024年まで2025年から
数学Ⅰ・数学A数学Ⅰ,数学A
数学Ⅱ・数学B数学Ⅱ,数学B,数学C
日本史B/世界史B/地理B歴史総合,日本史探究/歴史総合,世界史探究/地理総合,地理探究
倫理,政治・経済 など公共,倫理/公共,政治・経済
物理基礎・化学基礎などを2科目「物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎」から2つを選ぶ1科目
(なし)情報Ⅰ

新課程の数字は、まだ2回分しかありません。2025年と2026年の差を見て「新課程は難しい」「易しい」と言い切るには材料が少ない、という前提で読んでください。

受験者は46万人前後で推移

平均点の母数になる受験者数も、6回でそれほど大きくは変わっていません。

志願者数・受験者数・受験率の推移

実施年志願者数受験者数受験率
2021年535,245人484,114人90.45%
2022年530,367人488,383人92.08%
2023年512,581人474,051人92.48%
2024年491,914人457,608人93.03%
2025年495,171人462,066人93.31%
2026年496,237人464,090人93.52%

出典: 大学入試センター「共通テスト 志願者数・受験者数等の推移」。2021年の受験者数は第1日程と第2日程の合計です。

志願者は2024年まで減り、その後は49万人台で横ばいです。受験率は毎年少しずつ上がり、2026年は93.52%でした。

国語・英語・数学の平均点の推移

国語と英語の平均点は、6回とも51〜68点の間に収まっています。数学だけは2022年に大きく下がり、年による差がはっきり出る教科です。

英語はリーディングとリスニングの高低が入れ替わる

英語は、リーディングとリスニングのどちらの平均点が高いかが年によって入れ替わります。2021年・2022年はリーディングが上、2023〜2025年はリスニングが上でした。2026年は再びリーディングが上回っています。

差がいちばん開いたのは2024年で、リスニング67.24点に対してリーディング51.54点。15.70点の開きがありました。

英語はどちらの平均点が高かったか(2021〜2026年)

リーディングが上の年
2021年
R 58.80点/L 56.16点
2022年
R 61.80点/L 59.45点
2026年
R 62.81点/L 54.65点
リスニングが上の年
2023年
R 53.81点/L 62.35点
2024年
R 51.54点/L 67.24点
2025年
R 57.69点/L 61.31点

出所: 大学入試センター「共通テスト 受験者数・平均点の推移(本試験)」

図:英語はリーディングとリスニングの高低が年によって入れ替わる。2023〜2025年はリスニング、2026年はリーディングが上だった。

過去問を解くときは、1年分の点数で「リスニングは得意」と決めないことです。少なくとも難しかった年と易しかった年を1回ずつ解き、両方で目標点に届くかを見ておくと安心できます。

国語は52〜63点の幅

国語の平均点は、6回で52.87点(2023年)から63.33点(2025年)の間でした。差は10.46点です。2026年は58.18点で、前年より5.15点下がっています。

200点満点に戻すと、2023年は約106点、2025年は約127点。国語は配点が大きいぶん、平均点の上下が合計点に響きやすい教科です。

数学は2022年に大きく下がった

数学は、2022年に数学Ⅰ・Aと数学Ⅱ・Bがそろって6回で最も低い平均点になりました。翌2023年はどちらも50点台後半〜60点台に戻っています。

数学の平均点の推移(本試験・100点換算・単位:点)

実施年数学Ⅰ・A数学Ⅱ・B(2025年からⅡ・B・C)
2021年57.6859.93
2022年37.9643.06
2023年55.6561.48
2024年51.3857.74
2025年53.5151.56
2026年47.2054.52

2026年は数学Ⅰ・Aが前年より6.31点下がり、数学Ⅱ・B・Cは2.96点上がりました。同じ年でも、数学Ⅰ・Aと数学Ⅱ・B・Cで動きが逆になることがあります。

理科・地歴公民・情報の平均点の推移

理科は、6回で平均点が20点以上動いた科目がいくつもあります。地歴公民は比べると動きが小さく、6回とも52〜70点の間に収まりました。

物理・化学・生物は年ごとの差が大きい

理科(専門科目)の平均点の推移(本試験・100点換算・単位:点)

実施年物理化学生物
2021年62.3657.5972.64
2022年60.7247.6348.81
2023年63.3954.0148.46
2024年62.9754.7754.82
2025年58.9645.3452.21
2026年45.5556.8655.01

物理は2025年まで60点前後で安定していましたが、2026年に45.55点まで下がりました。前年からの差は13.41点です。化学は反対に、2025年の45.34点から2026年は56.86点へ11.52点上がっています。

生物は2021年の72.64点が6回で最も高く、翌年に48.81点まで下がりました。2023年の48.46点は、得点調整で加点された後の数字です。

理科基礎は2025年から1科目にまとまった

理科基礎の平均点の推移(本試験・100点換算・単位:点)

実施年物理基礎化学基礎生物基礎地学基礎
2021年75.1049.3058.3467.04
2022年60.8055.4647.8070.94
2023年56.3858.8449.3270.06
2024年57.4454.6263.1471.12
2025年49.5654.0062.7868.98
2026年69.3657.1672.9256.34

2025年からは「物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎」が1科目になり、表の数字は出題範囲ごとの平均点です。2026年は物理基礎が前年より19.80点上がり、地学基礎は12.64点下がりました。

地理歴史・公民・情報Ⅰ

地理歴史・公民の平均点の推移(本試験・100点換算・単位:点)

実施年日本史世界史地理政治・経済の組み合わせ科目
2021年64.2663.4960.0669.26
2022年52.8165.8358.9969.73
2023年59.7558.4360.4660.59
2024年56.2760.2865.7461.26
2025年56.9966.1257.4862.66
2026年62.2960.8861.8763.59

2024年までは日本史B・世界史B・地理B・「倫理,政治・経済」、2025年からは探究科目と「公共,政治・経済」の数字です。

世界史と地理は、6回の最高と最低の差が10点に届きませんでした。理科と比べると、平均点の読みやすい教科といえます。

情報Ⅰは2025年が69.26点、2026年が56.59点で、2回目に12.67点下がりました。新しい科目の範囲と勉強の始めどきは共通テストの情報・公共はいつから対策?にまとめています。

平均点が大きく動いた科目と翌年の戻り

6回の最高と最低の差が20点を超えたのは、物理基礎・生物基礎・生物の3科目でした。この記事の表に載せた科目で、前年から10点以上下がったのは9例。そのうち6例が2022年に集中しています。

6回の最高と最低の差が大きい科目(100点換算)

科目最高(年)最低(年)差
物理基礎75.10(2021年)49.56(2025年)25.54点
生物基礎72.92(2026年)47.80(2022年)25.12点
生物72.64(2021年)48.46(2023年)24.18点
数学Ⅰ・A57.68(2021年)37.96(2022年)19.72点
数学Ⅱ・B(・C)61.48(2023年)43.06(2022年)18.42点
物理63.39(2023年)45.55(2026年)17.84点
地学基礎71.12(2024年)56.34(2026年)14.78点

上の差は、2024年までの旧課程と2025年からの新課程をつないで計算しています。反対に差が小さかったのは世界史(7.69点)・地理(8.26点)・政治・経済の組み合わせ科目(9.14点)・化学基礎(9.54点)でした。

大きく下がった翌年に戻るとは限らない

「前の年が難しかったから、今年は易しくなるはず」。こう考えたくなりますが、6回の数字はそう動いていません。

前年から10点以上下がった科目と、その翌年の動き

科目下がった年と幅翌年の動き
数学Ⅰ・A2022年 −19.72点+17.69点
数学Ⅱ・B2022年 −16.87点+18.42点
日本史2022年 −11.45点+6.94点
生物2022年 −23.83点−0.35点
物理基礎2022年 −14.30点−4.42点
生物基礎2022年 −10.54点+1.52点
物理2026年 −13.41点(2027年の結果待ち)
地学基礎2026年 −12.64点(2027年の結果待ち)
情報Ⅰ2026年 −12.67点(2027年の結果待ち)

翌年の結果が出ている6例のうち、5点以上戻ったのは数学Ⅰ・A・数学Ⅱ・B・日本史の3例です。生物・物理基礎・生物基礎の3例は、翌年もほぼ同じか、さらに下がりました。

2022年に10点以上下がった6科目の翌年

翌年に5点以上戻った
数学Ⅰ・A
37.96点→55.65点
数学Ⅱ・B
43.06点→61.48点
日本史
52.81点→59.75点
翌年も戻らなかった
生物
48.81点→48.46点
物理基礎
60.80点→56.38点
生物基礎
47.80点→49.32点

出所: 大学入試センター「共通テスト 受験者数・平均点の推移(本試験)」

図:2022年に大きく下がった6科目のうち、翌年に戻ったのは半分の3科目。前年の難しさから次の年を予想するのは当てにならない。

2026年に下がった物理・地学基礎・情報Ⅰを受ける人も、「2027年は戻るだろう」と見込んで準備を緩めないほうが安全です。教室で見てきたパターンで言うと、平均点の予想より「どの年の過去問でも目標点に届くか」で準備した生徒のほうが、本番で崩れにくい印象があります。

平均点が動く理由は表には書かれていない

推移表に載っているのは数字だけで、上がった理由・下がった理由は書かれていません。平均点は、問題の難しさに加えて、その科目を選んだ受験者の顔ぶれでも変わります。

たとえば2026年の理科基礎で物理基礎を選んだのは18,486人、生物基礎は114,187人でした。受験者の数も層も違うので、2つの平均点を並べて「どちらが易しかったか」を決めることはできません。

平均点から自分の点数の位置を出す

平均点だけでは、自分が全体のどのあたりにいるかは分かりません。大学入試センターが公表している標準偏差と組み合わせると、偏差値の目安が計算できます。

計算式は「偏差値の目安 = 50 + 10 ×(自分の点 − 平均点)÷ 標準偏差」です。

2026年本試験の平均点・標準偏差と、70点のときの偏差値の目安

科目平均点標準偏差70点の偏差値の目安
数学Ⅰ,数学A47.2019.4161.7
数学Ⅱ,数学B,数学C54.5221.8457.1
英語(リーディング)62.8123.7253.0
英語(リスニング)54.6518.4058.3
物理45.5520.2462.1
化学56.8623.1755.7
生物55.0119.2057.8
情報Ⅰ56.5915.7258.5
歴史総合,日本史探究62.2917.4754.4
公共,政治・経済63.5917.5453.7

出典: 大学入試センター「令和8年度大学入学共通テスト 実施結果の概要」(2026年2月5日) p.2。偏差値の目安は当サイトで計算しました。

同じ70点でも、数学Ⅰ・Aなら偏差値61.7、英語リーディングなら53.0になります。平均点が低い科目や、点数のばらつきが小さい科目ほど、同じ点数で上の位置に来るわけです。

国語は200点満点で、平均116.37点・標準偏差32.87点でした。140点なら偏差値の目安は57.2です。

偏差値の目安を出す手順(2026年の数学Ⅰ・Aで70点の例)

  • 1自分の点から平均点を引く70点 − 47.20点 = 22.80点
  • 2標準偏差で割る22.80 ÷ 19.41 = 約1.17
  • 310をかけて50を足す1.17 × 10 + 50 = 偏差値の目安 約61.7

出所: 大学入試センター「令和8年度大学入学共通テスト 実施結果の概要」p.2(平均点・標準偏差)

図:平均点と標準偏差が分かれば、自己採点の点数から偏差値の目安を3ステップで出せる。

この計算は、点数の分布が左右対称に近いことを前提にした目安です。実際の位置は、大学入試センターが1月22日(予定)に出す段階表示の換算表や、予備校のリサーチで確かめてください。

志望校で必要な点数との距離は、共通テストの得点率は何点取ればいい?で得点率に直して比べると分かりやすくなります。

2027年の平均点はいつ分かる?

2027年(令和9年度)の共通テストでは、平均点の中間発表が1月20日(水)、最終発表が2月4日(木)の予定です。得点調整の有無は、その間の1月22日(金)に発表されます。

2027年の試験後に大学入試センターが出す発表(予定)

日付発表されるもの受験生の使い道
1月16日・17日各日の試験終了後に正解・配点その夜に自己採点
1月20日(水)平均点の中間発表自分の点が平均より上か下かを見る
1月22日(金)得点調整の有無地歴・公民・理科の点が変わるかを見る
2月4日(木)平均点の最終発表確定した数字で振り返る

出典: 大学入試センター「令和9年度 受験案内」 F 試験実施後 p.61。

2027年の得点調整の対象は、地理歴史の3科目の間、公民の2科目の間、理科の物理・化学・生物・地学の間です。数学と情報は対象に入っていません。

出願先は平均点より自己採点とリサーチで決める

出願先を考える1月下旬に手元にあるのは、自己採点の点数と中間発表の平均点です。平均点が低い年は、多くの受験生の点数も一緒に下がります。

そのため「平均より何点上か」だけで出願先を決めるより、予備校のリサーチで志望者の中の位置を見るほうが確実です。自己採点の転記とリサーチへの出し方は共通テストの自己採点のやり方とリサーチ提出、判定の読み方は共通テスト判定の見方にあります。

よくある質問

Q1:共通テストの平均点が過去最低だったのはいつですか?

主な科目では、2022年の数学Ⅰ・A(37.96点)が6回で最も低い平均点です。最低の年は科目ごとに違い、物理は2026年(45.55点)、化学は2025年(45.34点)、生物は2023年(48.46点)でした。

Q2:2023年の共通テストの平均点が高かったのはなぜですか?

2023年に高く出たのは主に数学です。2022年に37.96点・43.06点だった数学Ⅰ・Aと数学Ⅱ・Bが、2023年は55.65点・61.48点に戻りました。上がった理由は推移表には書かれていません。なお国語(52.87点)は2023年が6回で最も低く、2023年の理科は得点調整の後の数字です。

Q3:2026年の平均点は前年より下がりましたか?

科目によって分かれます。下がったのは国語(−5.15点)・数学Ⅰ・A(−6.31点)・英語リスニング(−6.66点)・物理(−13.41点)・情報Ⅰ(−12.67点)など。上がったのは英語リーディング(+5.12点)・数学Ⅱ・B・C(+2.96点)・化学(+11.52点)などです。

Q4:センター試験より共通テストのほうが難しいですか?

平均点だけでは比べられません。最後のセンター試験(2020年)は国語59.66点・数学Ⅰ・A 51.88点・数学Ⅱ・B 49.03点で、共通テスト1回目(2021年)は58.75点・57.68点・59.93点でした。問題の形式も英語の配点も変わっているため、数字の差をそのまま難しさの差とは読めません。

Q5:文系・理系の合計の平均点はどこで分かりますか?

大学入試センターの推移表は科目別の平均点だけで、文系・理系の合計は載っていません。ニュースで見る文系・理系の合計点は、予備校などが出している推計です。志望校の配点で自分の合計点を出し、得点率で比べるほうが役に立ちます。

Q6:2027年の平均点は予想できますか?

予想はできません。6回の数字を見ても、大きく下がった翌年に戻った科目と戻らなかった科目が半々でした。2027年の平均点は1月20日(予定)の中間発表で初めて分かります。準備としては、過去6回のどの年の問題でも目標点に届くかを確かめておくのが確実です。

まとめ:平均点の推移は「同じ物差し」で読む

共通テストの平均点は、科目ごとに年によって大きく上下してきました。数字を比べるときは100点換算・得点調整・新課程の3点をそろえ、自分の点数は平均点と標準偏差で位置に直して見てください。

この記事の要点

  • 推移表は100点換算。国語の2026年の実際の平均は200点中116.37点
  • 2021年(第1日程)と2023年は得点調整の後の数字
  • 6回で最も低いのは2022年の数学Ⅰ・A(37.96点)。差が20点を超えたのは物理基礎・生物基礎・生物
  • 2022年に10点以上下がった6科目のうち、翌年に5点以上戻ったのは3科目
  • 平均点と標準偏差で偏差値の目安が出せる。2027年の中間発表は1月20日(予定)

まずは手元の過去問から、平均点が低かった2022年の数学と、高かった年の問題を1回ずつ解いてみましょう。どちらの年でも目標点に届くかが、本番前のいちばん確かな物差しになります。

あわせて読みたい

免責事項

※本記事は、大学入試センターの「共通テスト 受験者数・平均点の推移(本試験)」「志願者数・受験者数等の推移」「令和8年度大学入学共通テスト 実施結果の概要」「令和9年度 受験案内」(いずれも2026年10月21日確認)をもとに整理した情報です。偏差値の目安は当サイトが平均点と標準偏差から計算したもので、公式の数値ではありません。2027年の発表日は予定のため変更される場合があります。最新の情報は大学入試センターのウェブサイトでご確認ください。

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この記事を書いた人

大手進学塾で8年、小学生から高校生まで、延べ500人以上に数学と英語を教えてきたYamadaです。授業でよく聞かれたのが「家でどう勉強すればいいですか」でした。週に1、2回の授業では問題演習に追われて、家庭学習の進め方まで手が回りません。そこに歯がゆさを感じてきました。

同じ問題集を渡しても、伸びる子と伸び悩む子がいます。差は頭の良さではなく、目標の立て方と続け方の工夫にありました。保護者面談で「うちの子、やる気が続かなくて」と相談されるたび、もっと多くの家庭に届く形で伝えたいと思ってきました。このサイトでは、受験対策や定期テスト、勉強習慣の作り方を、現場で試してきた方法をもとに書いています。

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