今回は、大学受験生であれば、誰しもが必須な英語の基礎である英単語の覚え方について書いていきたいと思います。

  1. 発音しよう
  2. 間違えたらメモをしよう
  3. 繰り返そう

みなさんは、英単語をどのように覚えています?
大学受験に必要な英単語は、最低でも3000~5000語は必要だと言われています。

いきなり3000語もすらすら覚えられますか?
受験生なら誰しも壁に当たるのが、「英単語の暗記方法」なのではないでしょうか。

さて、英単語を覚えるには3つのコツを抑える必要があります。
そのコツをおさえれば、今までなかなか単語を覚えられなかった人も覚えられますので、最後までチェックしてください。

それでは順を追って説明します。

発音しながら覚えよう!

1つ目に、英単語を覚える時に自分の口で発音しながら覚えることが重要ということです。
人間は、五感を使い、脳に色々な刺激を与えることによって、その情報が重要な情報だと認識し、記憶に定着させます。
発音をすると、どの感覚を使うのでしょうか。
それは、視覚と聴覚と声の3つを使うことになります。

単語帳を開いて目で見ながら覚えようとすると、視覚の1つだけしか使いません。
よって、3倍の刺激を与えることができ、結果的に覚えやすくなるということが言えます。

また、効率という側面とは違いますが、「英単語の発音」も同時に覚えることができます。
自分で発音することによって、「この単語がどのような発音」をするのかということを覚えられます。
そして、耳でその音を聞き取ることができるようになります。

つまり、リスニング対策やセンター試験の発音問題対策にもなります。
遠回りのようで、実は最終ゴールまでを考えた場合、効率よく勉強していることだとと言えます。急がば回れということですね。

間違えたところにメモをしよう!

2つ目に、1度覚ようとしたけど、忘れてしまったり、間違えてしまった英単語には、付箋やペンでチェックをつけようといういうことです。

実は、この作業を怠る受験生が意外に多いんです。
間違えてしまって「もう覚えたから大丈夫でしょ」という軽い気持ちで次の英単語に進んでしまいます。もしくは、付箋をベタベタ貼り付けたり、赤ペンでチェックをつけてみたり、シャープペンで単語をぐるぐる印つけたり。おそらく、教科書にマーカーぺんで線を引くクセからきているのだと思います。結局、どの英単語が苦手なの?と聞いた時に、すぐに答えられない状況になっています。

はっきり言うと、1度間違えてしまった単語はその後も間違えやすい傾向にあります。
そのため、間違えた時にチェックをつけましょう。

その際に大切なのは、何か1だけに絞りシンプルにするということです。

オススメは、

  • ・付箋をはる

ことです。

シャーペンでチェックをつけたり、赤ペンでチェックをしてしまうと、その作業が面倒になってしまい、間違えたときにストレスが溜まってしまいます。
面倒になってしまい、結局やらなくなってしまうことが1番もったいないですからね。

具体的な対策方法を1つお伝えします。

もちろん、この通りに行わなくても大丈夫ですが、エッセンスを理解し、吸収してくださいね。

まずは、100均などで小さめの付箋を書いましょう。
そして、間違えた英単語の横に1センチほど単語帳から付箋が出るようにして、貼ります。
こうすることで、単語帳を閉じても、どこに自分の苦手な単語があるかわかり、その付箋にそってページをひらけば、すぐに苦手な単語を練習することができるようになります。

まとめると、間違えたとこにメモをする時のポイントは、シンプルにして、サクッとメモできるようにすることです。
ぜひ、実践してみてくださいね。

間違えたところを繰り返そう!

3つ目に、間違えた英単語を重点的に繰り返し覚えようということです。

結局、反復練習でしか長期記憶として覚えておくことはできません。
そのため、定期的に間違えたところをチェックする習慣が必要です。

おすすめは、
スキマ時間に、間違えた英単語だけを1日の終わりに必ずチェックする
ということです。

初めの頃は間違えてしまった単語を何度も覚え直すことになり、大変な作業になります。
しかし、毎日繰り返すことによって、思い出す時間が短くなるうえ、覚えた英単語が頭から抜けにくくなります。

そして、1週間に1度、定期的なメンテナンスとして、覚えた英単語の中から自分でテストしてみるといいでしょう。

英単語帳の順番に覚えてしまうと、ページで覚えてしまったり、並び順でなんとなく覚えてしまっていることは避けられません。
それを防ぐために、自分でランダムで英単語を選び、セルフチェックを行う必要があります。

まとめ

いかがだったでしょうか。
以上の3つを繰り返し行うことによって、必ず覚えないといけない勉強環境を作ることができます。