都立高校受験の成否は過去問を
どのように利用するかが重要です。

都立だけでなく受験には過去問を解くことは必須ですが、
都立受験を控えたとき過去問にどのように利用するかを紹介します。

過去問に取り組む前の準備

まず入試までの受験勉強のステップは
大きく3つのステップになります。

  1. 中学3年間の学習内容の総復習
  2. 入試演習(分野別、単元別)
  3. 入試演習(過去問)

都立入試で過去問演習は必須ですが、
演習に取り組むためにも
まず基礎となる中学3年間の学習内容を総復習します。

中学3年生の2学期になると
内申点も意識した定期試験対策重要なので
夏休み中までに中学3年間の総復習をしておくことが理想です。

過去問の問題集は解説が詳しいものを選ぶ

過去問を解く目的は、受験に向け
現在どのような問題が解けて、
どのような問題が解けないかを知り、
解けなかった部分を学習し、
本番までに苦手部分を克服していくことです。

解けなかった部分を理解するためにも
解説が詳しい方が良い問題集といえます。

できなかった問題は解説部分をしっかりと読み
次に同じような問題が出たときは、
確実に解けるよう学習しましょう。

過去問は時間制限をして取り組む

過去問は志望校の出題傾向をつかんだり、
本番前の予行演習として最適の問題集です。

中学3年2学期くらいからは、
入試演習として過去問を徹底的にこなします。

過去問をやるときは、必ず時間を計りましょう。
1教科60分であれば、60分で解くように取り組みます。

時間制限をかけることで、
時間配分が身に付きます。

どの程度の時間で問題の回答を終了して、
答案の見直しの時間配分に
どのくらい時間を使えるか
意識して取り組みましょう。

時間配分を身体で覚えるだけでなく
過去問を繰り返すと出題傾向も
つかめるようになります。

当たり前ですが、
回答後は正答を確認し間違ったところ、
回答できなかったところを見直して、

苦手な部分を克服し、
受験に向けよい準備をしていきましょう。