高校受験に備え塾に通う中学生は多いと思いますが、
通塾しないで高校受験で合格をめざす方法を紹介します。
塾なしでも高校受験で志望校に合格している中学生は
たくさんいると思うので、しっかりとした受験準備ができれば
塾なしでも十分合格できる学力がつくと思います。
効果的な学習スケジュールを立てる
塾に通っていれば、高校受験に向け
学習スケジュールや学習範囲、学習内容を的確に教えてもらい
的確な時期、例えば夏休みにはどこの範囲をどの教材で
どういったように勉強するなど的確にアドバイスをもらうことができます。
通塾しないので、学習計画から問題集などの学習教材まで
自身で決める必要があります。
大まかな学習スケジュールですが、
中学3年生の夏休みまでに、1から2年の復習を行いましょう。
独学では予習はなかなか難しいので、
基礎を固めるためにも3年生で学習した範囲までの復習を徹底的に行います。
高校受験は中学生に習ったことの総合力が問われますので
基本的には教科書の内容が理解できてしっかりと学力が身についていれば
受験に向けての基礎力は問題ないと思います。
あとは志望校にあわせた過去問を何度も繰り返し解いて
自分に足りない部分を把握しながら、
問題演習を中心に準備をします。
塾と同等の学習時間を確保するのであれば、
塾のパンフを取り寄せたり、
教科や時間割、夏期講習や冬期講習の内容などを
問い合わせれば、どの教科にどれだけ時間をかけているか
だいたい把握できるので、
入塾している人に負けないように勉強時間を確保しましょう。
学習方法は、まずは学校の定期テストでしっかりと
点をとることが大切になるので、授業を集中して受け
教科書、ワーク、課題の提出にしっかりと取り組みます。
日々の積み重ねが合格への近道です。
あとは自分にあった参考書、問題集に加え、志望校、
都道府県内の過去問に何度も取り組みましょう。
自分あった良い参考書、良い問題集を選ぶ
基本的には通常の公立高校を目指すのであれば、
学校での授業をしっかりと受け、副教材を利用しながら
普段の学習をおこなえば受験に向けた基礎力はつきます。
そのうえで塾に通わないことを選択したのであれば、
教科書、副教材を補完する参考書、問題集を購入します。
数多くはいらないので、
自分あった良い参考書、良い問題集を選びます。
よい問題集の指標として
回答集のボリュームや解説の理解しやすさを確認してみてください。
自分にあった問題集が見つかれば、
わからない問題があったとしても回答集を確認して
自己解決できると思います。
後はなんども繰り返しになりますが、
志望校にあわせた過去問を何度も繰り返し解いて
弱点を把握しながら受験準備をしましょう。
模試を活用する
学習ばかりでは自分の実力が把握できなかったり
学習していることが間違っていないか
自信を持ったり、モチベーションの維持が難しいと思います。
できれば地域の模試、高校入試の模擬試験を定期的に受け
自分の実力をチェックしながら、
良い点が取れれば自信になり、
あまり良い点が取れなければ、
苦手なところがわかるので、今の自分に足りない部分を把握できます。
間違えた部分をしっかり復習することで、
学力もアップしていきます。
それだけでなく模擬試験の結果は、
入試相談会などに持参すると、
志望校の担当の先生から入試について、
アドバイスをもらうこともできます。
まとめ
中学3年生の夏休みまでに、
今まで学習した範囲を復習し
その後、過去問を繰り返し解き、
受験までに定期的に模試を受け、
足りない部分をしっかり復習することで、
高校入試に向け塾なしても十分な学力を備えることができます。
効果的な学習スケジュールを立て
自分に合った問題集を繰り返し、
定期的に模試で実力をチェックしながら本番に向けよい準備をしましょう。