高校入試直前の勉強法を紹介します。
受験までの限られた時間を有効活用するため、
入試前の受験対策の参考にしていただければと思います。

過去問を完璧にこなす

何度も目にしていると思いますが、
まず大切なのは入試の過去問を完璧にこなすことです。
何度も丁寧に繰り返し抜けているところははないか、最終チェックをしていきます。

過去問をこなしながら、苦手分野があると感じたら
その部分は得点を伸ばせるチャンスです。重点的に繰り返しましょう。

あと回答に慣れてきたときにはケアレスミスも増えたりします。
問題の読み間違いや、数学だとプラスマイナスの間違いです。
過去問に慣れてくると問題自体を反射的に解いてしまいますが、
常にケアレスミスがないか意識して取り組みましょう。

受験の直前は新しいことに手をださず、
今まで学習したことを入試問題でいかんなく発揮できるように練習をする段階です。

基礎はしっかり身についていると思っても、
いざ入試問題を解くと思うように問題が解けないということがあります。

実際の試験で、スムーズに問題を解くためにも、
受験直前はできる限り過去問を集中的に勉強し、
できれば実際の入試と同じ時間帯で制限時間を設定し、
時間の使い方や問題の解く順、捨て問の見極め方などを練習しましょう。

教科書を何度も音読する

高校入試の大前提として学校の教科書の範囲を超えた知識は絶対に出題されません。
教科書を何度も繰り返し学習しましょう。

特におすすめは音読です。

声に出して読むということは、
内容を理解して自分で話さなければいけません。

インプットだけでなくアウトプットも同時に行うことで、
格段に学習効果があがります。

特に苦手分野は教科書を熟読することで飛躍的に成果がでます。
短期間で成果がでるので、教科書の音読を試してみてください。

受験までどの教科も毎日継続的に学習する

知識、記憶を定着させるためには復習が基本になります。
毎日勉強したことを確実に身につけるためにも、
入試直前の時期はできるかぎり入試対象の全教科にふれる機会を持ちましょう。

重点教科を中心に勉強することもあるかと思いますが、
少しの時間でも良いので毎日全教科にふれることが大切です。

前述した教科書の音読などは、時間をそれほど割かなくても
知識を確認すると言う意味では効果は高いと思います。

ぜひ意識して頑張ってください。

体調管理をしっかりと

入試直前で一番大切なことは何をおいても体調管理です。
今まで勉強したこと、自分の実力をいかんなく発揮するためにも
風邪をひいたり体調を崩してしまうと思うようにいかなくなります。

時期的にも外出すれば、ケガや風邪をもらうリスクもあるので、
勉強以外は自宅でゆっくり過ごしましょう。
食事も消化に良いものをとり睡眠時間も十分にとるようにします。

受験直前は不安になってあせって
夜更かししてまで勉強したくなったりするかもしれませんが、
睡眠不足は記憶力の定着を阻害し、
学習効果がえって非効率になったりします。

入試で普段の実力をきちんと発揮するためにも
直前の時期は体調管理を意識してください。

まとめ

入試直前は過去問を中心に実践的な問題演習をこなし、
本番で実力が発揮できるような準備をすることが大切です。

また教科書の範囲を超えた出題はないので、
教科書も積極的に活用し、新しいことに手をだすのは控えるのが得策です。

本番が近づいてくれば体調管理も意識して
受験まで体調を崩さないよう、最後の追い込みを頑張りましょう。