「共通テストの会場って、自分で選べるの?いつ・どこで決まるの?」と検索した受験生や保護者の多くは、会場は出願時に自分で選べず、決まる時期も意外と遅いという事実にとまどっているのではないでしょうか。
共通テストの会場は、出願時に登録した学校や住所の情報をもとに、大学入試センターが指定します。希望の大学で受けられるわけではなく、原則として変更もできません。
さらに受験票は郵送されず、会場の確認方法は「自分で取得した受験票で確認する」方式になりました。前日の下見も、できること・できないことがはっきり分かれています。
この記事では、会場の決まり方・わかる時期・下見の可否・当日の流れ・持ち物までを一本にまとめました。本番で迷わないための「会場まわりの決定版」として使ってください。
共通テストの会場の決め方は「自分では選べない指定制」で、現役生は出願サイトに登録した学校、既卒生(浪人生)は登録した現住所の試験地区で決まります。2027年度(令和9年度)に会場がわかるのは、受験票をダウンロードできる2026年12月4日(金)10時以降。決まり方・いつわかる・変更できる唯一の窓・下見の可否まで整理します。
この記事でわかること
- 共通テストの会場は自分で選べない仕組みと決まり方(現役・既卒・通信制の違い)
- 会場がいつわかるか(2027年度は2026年12月4日10時から受験票をダウンロード)
- 会場の変更可否と、指定に影響を与えられる唯一の期間
- 下見でできること・できないこと(前日の構内立ち入りは不可が多い)
- 当日の流れ(集合〜試験〜休憩〜解散)と持ち物の要点
公的情報源: 大学入試センター「令和9年度 受験案内」C-2 受験票/C-3 試験場の指定(dnc.ac.jp・2026年8月時点)/各大学・各試験場の公開情報
共通テストの会場の決め方・決まり方|自分では選べない
結論から言うと、共通テストの会場は自分で選べません。出願時に登録した情報をもとに、大学入試センターが受験者ごとに試験場を指定します。
会場の決め方はシンプルで、受験生が試験会場(受験会場)を選ぶ余地はなく、出願情報をもとに機械的に割り当てられます。「どこで受けるか」という場所を自分で指定することはできません。
「家から近い大学で受けたい」「志望校で受けたい」と思っても、その希望は通りません。まずは仕組みの全体像を押さえましょう。

- 会場は指定制:出願情報をもとにセンターが割り当てる
- 現役生:出願サイトに登録した学校の試験地区内
- 既卒生(浪人生):出願サイトに登録した現住所の試験地区内
決まり方は、出願資格によって次の2つに分かれます。
出願資格で変わる会場の決まり方
| 出願資格 | 指定される試験場 | 注意点 |
|---|---|---|
| 令和9年3月に卒業見込みの者(現役生) | 登録した学校が所在する試験地区内 | 通信制課程の卒業見込みは下段の扱い |
| 上記以外の者(既卒生・浪人生・再受験) | 登録した現住所の試験地区内 | 「希望の都道府県」を選ぶ欄はない |
| 高校の通信制課程の卒業見込みの者 | 登録した現住所の試験地区内 | 現役でも学校ではなく現住所が基準 |
出典: 大学入試センター「令和9年度 受験案内」C-3 試験場の指定(dnc.ac.jp 2026年8月時点)
ここは誤解が多いところです。既卒生が登録するのは「受験したい都道府県」ではなく「現住所」。実家で受けるか予備校の近くで受けるかは、出願時にどちらを現住所として登録するかで決まります。
通信制課程に在籍している現役生も、学校ではなく現住所が基準です。本校が遠方にあっても、その所在地の会場にはなりません。
同じ高校でも別会場になる3つの理由
現役生は、同じ高校の卒業見込み者を同じ試験場に指定するよう配慮されます。ただし配慮であって保証ではありません。受験案内は、別々になりうる理由を挙げています。
- 登録科目数の組合せ:「地理歴史、公民」「理科」で登録した科目数が違う場合
- 試験場の設備:トイレなど、収容や設備の都合
- 受験上の配慮:病気・負傷・障害等で配慮を申請した受験者への対応
友達と同じ会場になるかは、こうした条件で変わります。同じクラスでも別会場になりうると思っておけば、通知を見て動揺せずにすみます。
最寄りの会場になるとは限らない理由
「家の近くに会場があるのに、なぜ遠いほうなのか」。この疑問には受験案内が図つきで答えています。必ずしも現住所の最寄りの試験場が指定されるとは限りません。
理由は、全体の割り当てを成立させるためです。ある受験者を近い会場①に入れると、①からも遠い別の受験者が、さらに遠い会場②へ回されてしまう。それを避けるため、比較的近い人が②に回ることがあります。
もう一点。毎年同じ試験場になるとは限りません。志願者数の分布は毎年変わります。昨年度まで会場①だった学校が、今年度は会場②になることもあります。先輩の話をそのまま当てにしないでください。
女性のみ・男性のみの試験場に指定されることがある
これはあまり知られていません。トイレなど設備の都合で、女性のみ、または男性のみの試験場に指定される場合があります。
戸籍上の性別と自認の性別が異なるなどの理由で、その指定だと受験が難しくなる場合。このときは出願期間内に大学入試センター事業第1課へ問い合わせる必要があります。会場が分かってからでは間に合いません。該当する可能性があるなら、出願の段階で動いてください。
浪人生は現役生と別の会場になる?
浪人生の会場の決め方でよくある疑問が、「現役生と別会場になるのか」です。結論として、浪人生だけ別の試験会場や特別な教室になることは基本的にありません。多くの場合、現役生と同じ会場・同じ教室で受験します。
席の並びも受験番号順で決まり、現役・浪人で区別されることはありません。浪人生が意識すべきなのは「別会場かどうか」より、登録した現住所の試験地区で受験する場所が決まるという点のほうです。
入試制度そのものの全体像は、共通テストとは?仕組み・科目・配点でも整理しています。あわせて確認してください。
共通テストの会場はいつわかる?2027年度の確認方法
会場が分かるのは、受験票が手に入るタイミングです。2027年度(令和9年度)は、2026年12月4日(金)10時から2027年4月30日(金)17時まで、共通テスト出願サイトのマイページで受験票を取得でき、その受験票で試験場を確認します(出典:大学入試センター「令和9年度 受験案内」C-2 受験票)。
郵送は行われません。受験票は自分で取得・印刷して当日持参します。
この章で押さえること
- 試験場は受験票に表示される(指定された試験場以外では受験できない)
- 受験票は「自分でダウンロード・印刷」する方式(郵送なし)
- 2027年度の取得開始は2026年12月4日(金)10時(年度ごとに変わる)
かつては受験票が郵送され、そこに会場が印刷されていました。いまは、受験者本人がマイページから受験票のPDFを取得し、A4サイズで印刷して持参する方式です。取得開始日は年度ごとに設定されるため、その年の受験案内で必ず確認してください。
印刷の条件が細かい(この受験票は使えない)
受験案内は印刷の要件まで指定しています。ここを外すと当日に困ります。
| 項目 | 条件 |
|---|---|
| 用紙 | A4サイズの白色の用紙・縦向き |
| 倍率 | ページの拡大・縮小はしない |
| 色 | 透かし・顔写真・「大学入試センター」の文字が鮮明ならカラー/白黒は問わない |
| 使えないもの | 余白や裏面に何らかの記載がある受験票/スマートフォン等の画面表示 |
| プリンタがない場合 | コンビニのプリントサービス・学校・公共施設で印刷 |
出典: 大学入試センター「令和9年度 受験案内」C-2 受験票
- 試験場の通知:受験票に表示(=取得して確認)
- 時期:2027年度は2026年12月4日(金)10時から
- 注意:スマホ画面では入場できない。紙に印刷した受験票が必要
- 混雑:試験日直前は出願サイトへのアクセスが集中してつながりにくい
会場の確認にも入場にも、印刷した受験票が必須です。試験日の直前はアクセスが集中してつながりにくくなると受験案内が明記しているので、早めに取得・印刷しておきましょう。
予備の印刷を1枚用意し、クリアファイルに入れておくと、折れや雨でのにじみにも対応できます。裏面に何か書き込むと使えなくなるので、メモ用紙代わりにしないでください。
氏名・生年月日だけは訂正できる(期限あり)
受験票を取得した後に直せるのは、氏名と生年月日だけです。2027年度は2026年12月4日(金)10時から2027年1月7日(木)17時までに、マイページの「志願者情報変更」から訂正します。この期間を過ぎると一切訂正できません。
訂正した場合は、2027年1月8日(金)17時以降に訂正後の受験票を取得し、印刷し直してください。出願の流れそのものを確認したい人は、web出願のやり方と注意点もあわせてどうぞ。
会場は変更できる?遠方・離島の場合の配慮
「指定された会場が遠すぎる」「行きづらい」と感じても、会場の変更は原則できません。ここは多くの受験生が誤解しやすいポイントです。
- 変更:指定された試験場の変更は原則不可
- 別会場受験:指定以外の会場で受けることもできない
- 遠方・離島:地域の事情に応じた会場設定・配慮の仕組みがある
指定された試験場は変更できず、また指定された場所以外で受験することもできません。「近い会場に移してほしい」という個別の希望は、原則として通らないと考えておきましょう。
指定に影響を与えられる唯一の期間
ただし、会場が決まる「もと」を直せる期間があります。それが出願内容の確認・訂正期間です。2027年度は2026年10月9日(金)10時から10月16日(金)17時まで。
試験場は、登録された学校または現住所の試験地区で決まります。そして受験案内には、この期間に訂正した場合は「訂正後」の学校・現住所で判定すると明記されています。
- できること:訂正期間内に現住所・学校の登録内容を正しく直す
- 結果:訂正後の内容で試験地区が判定される
- できないこと:会場が出た後に「近い会場へ」と頼むこと
つまり、引っ越したのに旧住所のままになっている既卒生や、登録内容に誤りがある人にとっては、ここが実質的に唯一の是正機会です。会場が発表される12月まで待たず、10月中旬までに登録内容を確認してください。
⛔ これは「好きな会場を選ぶ手段」ではありません。事実と違う住所を登録するのは不正になります。あくまで正しい内容に直すための期間です。
ただし、すべての受験生を一律に遠い会場へ割り当てるわけではありません。地域の事情に応じて会場が設けられ、遠方・離島の受験者には移動や宿泊を考慮した仕組みが用意されることもあります。
特別な配慮(病気・障害などの理由による受験上の配慮)が必要な場合は、出願前の申請が前提になります。会場が決まってからでは間に合わないことが多いため、該当する人は早めに受験案内を読み、期限内に手続きを進めてください。
会場が遠い場合は、前泊の検討も現実的な選択肢です。次の章で触れる下見とあわせて、移動計画を早めに立てておくと安心できます。
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共通テスト会場の下見|できること・できないこと
会場が分かったら、できれば前日までに下見をしておくと安心です。当日初めて向かうと、道に迷って遅刻するリスクが上がります。
ただし、下見には「できること」と「できないこと」がはっきりあります。ここを誤解すると、わざわざ行っても得るものが少なくなってしまいます。
下見でできること・できないこと
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| できること | 駅から門までの経路・所要時間の確認、正門/裏門の位置、外観・棟の配置、周辺のコンビニや待機場所の把握 |
| できないこと | 試験室のある建物内への立ち入り、教室・座席の事前確認、トイレ位置の館内確認(多くの会場で前日は不可) |
出典: 各大学・各試験場の前日下見に関する公開情報(会場により扱いが異なる)
ポイントは、前日の下見は「建物の中には入れない」会場が多いことです。多くの大学が、前日は構内・建物内への立ち入りを禁止しています。下見でできるのは、あくまで外からの確認です。
- 確認する:駅からのルート、徒歩の所要時間、門の位置、坂や信号の有無
- 確認する:当日の交通手段・乗り換え・始発や遅延時の代替ルート
- 当日確認でよい:教室・座席・トイレの場所(当日の案内掲示で分かる)
下見は「完璧」を目指す必要はありません。駅から門までを実際に歩き、所要時間の感覚をつかむだけでも、当日の不安は大きく減ります。
教室やトイレの場所は、当日に会場の案内掲示で確認できる仕組みになっています。建物に入れなくても気にせず、経路と時間の確認に集中しましょう。

なお、下見の可否やルールは会場ごとに異なります。指定された会場が下見を案内しているかは、各試験場の公開情報で事前に確認してください。
共通テスト当日の流れ|集合・試験・休憩・解散
当日の動きは、集合時刻から逆算して組み立てると落ち着いて臨めます。会場到着から解散までの流れを、時系列でつかんでおきましょう。
当日の大まかな流れ
- 到着:試験開始の1時間前を目安に到着(30分以上前には会場へ)
- 入室・着席:受験票を机の上に置き、監督者の指示を待つ
- 試験:時間割に沿って科目ごとに実施。科目間に休憩あり
- 解散:最終科目の終了後、指示に従って退室
まず到着の目安です。試験開始時刻の約1時間前には会場に着くよう、余裕をもって家を出ましょう。交通機関の遅延も考えると、遅くとも集合時刻の30分以上前には到着しておきたいところです。
入室の締切時刻(集合時刻)は、受験票に明記されています。早く着きすぎても、各会場に受験生の待機場所が用意されていることが多いので、慌てず行動しましょう。
- 受験票の置き方:机の上の指定された位置に出しておく(指示に従う)
- 科目間の休憩:次の科目の準備・トイレ・軽い見直しに使う
- 1日試験:共通テストは2日間。昼休みをはさむ日もある
試験は時間割に沿って科目ごとに進み、科目と科目の間には休憩があります。休憩は次の科目の準備時間でもあるので、トイレや軽い見直しに使い、詰め込みすぎないのがコツです。
共通テストは2日間にわたって実施され、昼休みをはさむ日もあります。1日試験の日は昼食が必要になるため、持ち物の章で触れる準備を忘れないようにしましょう。
万一、寝坊などで遅れても、自己判断であきらめないことが大切です。試験開始時刻に遅れても、一定時間内であれば受験が認められるケースがあります。その規定や上限時間は受験案内に記載されているため、事前に目を通しておきましょう。
当日の持ち物全体は大学受験の持ち物リスト(当日の流れ)の記事でも詳しくまとめています。
会場通知から当日までの準備ステップ
会場が分かってから当日までにやることを、時系列のステップにして並べておきましょう。順番どおりに進めれば、抜けが出にくくなります。
前日から当日までは、次の流れで準備を進めると安心です。
- 2026年10月16日(金)まで:出願内容の確認・訂正期間。現住所・学校の登録が正しいか確認する
- 2026年12月4日(金)10時以降:受験票をマイページから取得し、A4白紙に印刷して試験場を確認する
- 会場確認後すぐ:最寄り駅・徒歩ルート・所要時間と、当日の交通手段を調べる
- 余裕があれば前日まで:会場の下見(外観・経路・所要時間の確認に留める)
- 前日夜:受験票・身分証・筆記用具をまとめ、時計のアラームをオフにする
- 当日朝:持ち物をもう一度確認。開始1時間前到着を目安に、余裕をもって出発する
- 会場到着:案内掲示で教室・座席・トイレの場所を確認し、深呼吸で気持ちを整える
ポイントは、受験票の印刷と会場確認を後回しにしないことです。ダウンロード方式になったぶん、印刷を忘れると当日に大きく困ります。
下見は無理のない範囲で構いません。遠方で前日に行けない場合は、地図アプリと乗り換え案内で経路と所要時間を確認しておくだけでも、当日の動きが落ち着きます。
得点率の目安や時間配分の感覚は、共通テストの得点率の目安もあわせて確認しておくと、本番のペース配分に役立ちます。
共通テスト当日の持ち物の要点
会場まわりとあわせて、持ち物の要点も押さえておきましょう。会場で困りやすいのは、受験票・時計・昼食の3つです。
- 受験票(印刷必須):スマホ画面では入場できない。予備も1枚あると安心
- 受験票の置き方:試験中は点線部で山折りにし、上部が見えるよう机上に置く
- 上履き:受験票に「上履き持参」と表示されたら、上履きと下履きを入れる袋も持参
- 身分証明書:顔写真つきのもの(生徒証・マイナンバーカード・免許証など)
- 筆記用具:黒鉛筆を多めに(7〜10本目安)・プラスチック消しゴム(無地)
- 時計:計時のみのシンプルな物。アラーム機能はオフに(スマートウォッチ不可)
- 昼食・防寒具:会場に売店がないことも多い。冷え対策も必須
特に注意したいのが時計です。会場に時計がないことも多く、自分の時計が頼りになります。ただし計算・通信・アラーム機能つきの時計やスマートウォッチは使えないため、計時だけのシンプルな物を用意しましょう。
筆記用具は、英単語や地図などの文字情報が印刷された消しゴム・マスクは使えません。無地のものに替えておくと安心です。机の上に出してよい物は受験案内で必ず確認してください。
持ち物の3分類チェックリストや忘れ物トラブルの対処は、大学受験の持ち物リストの記事で網羅しています。

よくある質問(FAQ)
Q1:共通テストの会場は自分で選べますか?
選べません。共通テストの会場は、出願時に登録した情報をもとに大学入試センターが受験者ごとに指定します。現役生は出願サイトに登録した学校の試験地区、既卒生(浪人生)と通信制課程の卒業見込み者は登録した現住所の試験地区が基準です。「受験を希望する都道府県」を選ぶ欄はありません。試験地区の中のどの大学・建物になるかも指定に従うことになり、「志望校で受けたい」「近い会場にしてほしい」といった個別の希望は原則通りません。
Q2:共通テストの会場はいつわかりますか?
試験場は受験票に表示されます。受験票は自分でマイページから取得して印刷する方式(郵送なし)で、2027年度(令和9年度)の取得開始は2026年12月4日(金)10時、取得期限は2027年4月30日(金)17時です。日付は年度ごとに変わるため、その年の受験案内・公式アナウンスで確認してください。スマホ画面の表示では入場できないことがあるため、ダウンロードしたら早めに印刷しておきましょう。
Q3:指定された会場が遠いのですが、変更できますか?
原則として変更できません。指定された試験場の変更はできず、指定された場所以外で受験することもできません。ただし、地域の事情に応じて会場が設けられ、遠方・離島の受験者には移動を考慮した仕組みが用意されることもあります。病気や障害などで受験上の配慮が必要な場合は、出願前の申請が前提になるため、該当する人は早めに受験案内を確認してください。会場が遠い場合は前泊の検討も現実的です。
Q4:共通テストの会場は前日に下見できますか?
外からの確認はできますが、建物の中には入れない会場が多いです。前日の下見では、駅から門までの経路・所要時間、正門や裏門の位置、外観や周辺のコンビニなどを確認できます。一方で、試験室のある建物内への立ち入りや、教室・座席・トイレの館内確認は前日には基本的にできません。教室やトイレの場所は当日の案内掲示で分かる仕組みなので、下見は経路と所要時間の確認に集中すれば十分です。会場ごとに扱いが異なるため、下見の可否は事前に確認してください。
Q5:会場には何分前に着けばいいですか?
試験開始時刻の約1時間前に到着できるよう、余裕をもって家を出るのが目安です。交通機関の遅延も考えると、遅くとも集合時刻の30分以上前には会場に着いておきたいところです。入室の締切時刻(集合時刻)は受験票に明記されています。早く着きすぎても、各会場に待機場所が用意されていることが多いので、慌てず行動しましょう。
Q6:浪人生は現役生と別の会場になりますか?
基本的に別会場にはなりません。浪人生(既卒生)の会場の決め方は、登録した現住所の試験地区をもとに指定される点が現役生と違うだけで、浪人生だけ別の試験会場や特別な教室で受験する仕組みではありません。多くの場合、現役生と同じ会場・同じ教室で受験します。席順も受験番号順で決まり、現役・浪人の区別はありません。気をつけるべきは会場の種類ではなく、出願で登録する現住所によって受験する場所が変わる点です。
Q7:当日、会場で道に迷ったらどうすればいいですか?
まず落ち着いて、会場周辺の案内表示や係員の誘導を探してください。共通テスト当日は、最寄り駅から会場までの要所に案内が出ていることが多く、同じ方向へ向かう受験生の流れも目印になります。それでも分からないときは、受験票に記載された連絡先や会場の案内に従いましょう。前日までに経路を一度確認しておくと、当日に迷うリスクを大きく減らせます。遅れそうな場合も自己判断であきらめず、最短ルートで会場へ向かってください。
まとめ:会場は指定制、受験票の印刷と経路確認が鍵
共通テストの会場は自分で選べず、出願情報をもとにセンターが指定します。変更も原則できないため、決まった会場でいかに落ち着いて受けるかが大切です。
- 会場は自分で選べない。現役生は登録した学校、既卒生は登録した現住所の試験地区が基準
- 試験場は受験票に表示。2027年度の取得開始は2026年12月4日(金)10時(郵送なし)
- 指定会場の変更は原則不可。遠方・離島は地域事情に応じた配慮あり
- 前日の下見は外観・経路の確認まで。建物内立ち入りは不可が多い
- 当日は開始1時間前到着が目安。受験票の印刷を忘れない
会場の確認方法や下見のルール、当日の規定は年度ごとに見直されます。本記事で全体像をつかんだうえで、最新の正確な情報は大学入試センターの受験案内と各試験場の公開情報で必ず確認してください。
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免責事項
※本記事は、大学入試センター・各大学の公開情報をもとに整理した一般的な情報です。試験会場の決まり方・受験票の取得方法・会場確認の時期・下見の可否・当日の集合時刻や遅刻時の対応・持ち込み可能物は、年度や試験場ごとに異なり、変更される場合があります。実際に準備・受験する際は、大学入試センターおよび各試験場の受験案内・公開情報で必ず最新の規定をご確認ください。

