高校受験対策で重要なことは、受験日までどれだけ学力をつけ、偏差値を上げることができるかになります。多くの受験生は部活動が終わる6月くらいから高校受験の勉強を開始するため、短期間で効率よく勉強することが重要になってきます。効率よく偏差値をアップさせるための高校受験勉強法を紹介します。

公立高校であれば、基礎的な中学の内容が出題される傾向にあるので基礎をしっかり勉強していきます。

高校受験勉強法で重要な3つのステップ

  • 【1】中学1、2年の復習をする
  • 【2】志望校の入試問題に合わせた学習をする
  • 【3】過去問で時間配分を身につけ試験問題に慣れる

受験勉強に取り組む時期にもよりますが、中学3年生の夏休み前であれば【1】の中学1、2年生の学習内容の復習を反復的に行い中学で習った学習内容の基礎をしっかりと勉強し、身につけていきます。

夏休み以降であれば、受験までの期間を考えると過去問など、入試問題から勉強していく方が効率的になるので、志望校の過去問を勉強していくことが重要です。

高校受験は中学で学習した範囲から外れた問題は出題されませんので一部の難関私立高校以外であれば、基礎がしっかりとできていれば受験問題は解くことができます。中学3年間で習う範囲は広いですが、基礎的なことをしっかりと押さえ効率的に勉強すれば受験までに良い準備をすることができます。

【1】中学1、2年の復習をする

中学校の復習のポイントは問題集を活用することです。
国語で重要なのは記述で問題集を繰り返し解いていくうちに頭の中でしっかり構成を立てられるようになります。
漢字、文法、古文、漢文を抑えておきましょう。漢字は時間がかかるため早めの取り組みが重要です。

数学は問題集や教科書の例題を繰り返し解いていきます。応用問題は飛ばしてとにかく基礎をしっかりと学習することが重要です。

英語の場合、英単語と英文法を復習します。英単語の学習については今まで習った単語の意味を理解できるよう教科書・問題集を活用して繰り返し覚えてます。英文法は参考書をしっかり読み、問題演習をこなしていくことで確実に文法力が身につきます。

【2】志望校の入試問題に合わせた学習をする

志望校にあわせた学習を行います。
過去問は私立であれば志望校の過去問、公立であれば志望校の県の過去問を集めて繰り返し学習します。

私立であれば他校、公立であれば他県の入試問題の傾向は全く違うので、志望校にあわせた学習をします。

過去問で解けなかった問題を何度も何度も繰り返して学習します。
過去問を何年分も解いていると理科や社会は特に同じ語が出題されていたりして、何が重要なのか理解し出題傾向をつかむことができます。記述問題の暗記についてもとにかく繰り返し書いて身につけていきます。

【3】過去問で時間配分を身につけ試験問題に慣れる

時間が足りずに最後の問題まで解けなかったということがないように時間配分を身につけることが非常に重要です。
普段の学習や、過去問を解くときに時間を意識した練習をすると良いでしょう。
対策としては学習や過去問に取り組む際、時間を計りながら問題を解くようにするだけでも時間に対する意識が高まります。
見直しの時間も考え、どのような時間配分で問題を解いていく必要があるのか、過去問にとりくみながら試験問題になれていきましょう。

まとめ

ご紹介した高校受験で重要な3つのステップ(復習、入試にあわせた学習、過去問による時間配分)に気をつけて受験までに効率よく偏差値アップを目指しましょう。