「共通テストとは結局なに?」と検索した受験生や保護者の多くは、名前は知っているけれど中身の仕組みがよく分からないという状態だと思います。
正式名称は「大学入学共通テスト」。毎年1月に全国一斉で行われる、大学入試の土台となる試験です。国公立大学を目指すなら原則として避けて通れず、私立大学でも「共通テスト利用方式」で使う人が増えています。
この記事では、共通テストの仕組み・出題科目・配点・国公立や私立での使われ方・対策の基本までを、はじめての方にも分かるように整理します。
この記事でわかること
- 共通テストとは何か(大学入学共通テストの基本と位置づけ)
- 出題される教科・科目と配点の仕組み
- 国公立・私立で共通テストがどう使われるか
- はじめに押さえたい対策の基本(時間配分・過去問・基礎固め)
- 旧センター試験との違い・何点取れればいいかの考え方
公的情報源: 大学入試センター(dnc.ac.jp)/文部科学省「大学入学者選抜実施要項」
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共通テストとは|大学入学共通テストの基本
結論から言うと、共通テストとは毎年1月中旬に全国共通の問題で行われる、大学入試の基礎を測る試験です。多くの大学が出願や合否判定の材料に使うため、受験の出発点になります。
- 正式名称は「大学入学共通テスト」(2021年1月実施分から開始)
- 実施するのは独立行政法人 大学入試センター
- 例年1月中旬の土日2日間で実施される
- 国公立志望は原則必須、私立も「共通テスト利用方式」で活用できる
かつての「大学入試センター試験」に代わって導入された試験で、知識の暗記だけでなく思考力・判断力・読解力を問う出題が意識されています。長い文章や資料を読んで答える形式が増えたのが特徴です。
ただし、出願時期・科目・実施方法といった細かなルールは年度ごとに見直されます。最新の正確な情報は、必ず大学入試センターの公式発表で確認してください(dnc.ac.jp 参照)。
出題科目と配点の仕組み
共通テストは6教科にわたって幅広く出題されるのが基本です。志望大学が指定する教科・科目を、受験生が選んで申し込む形になります。
この章で押さえること
- 主な教科と科目のイメージ
- 満点・配点は科目や大学によって扱いが変わる
- 新課程に伴う科目の変更点は公式で確認する
おおまかな教科のイメージは、次の表のとおりです。実際に何を受けるかは志望大学の募集要項で決まります。
| 教科 | 主な科目 | 特徴 |
|---|---|---|
| 国語 | 国語(現代文・古文・漢文) | 長文・資料の読解量が多い |
| 地理歴史・公民 | 地理/歴史/公民の各科目 | 志望大学の指定から選択する |
| 数学 | 数学①・数学② | 解く速度と正確さが問われる |
| 理科 | 物理・化学・生物・地学 等 | 文理や学部で必要科目が変わる |
| 外国語 | 英語(リーディング・リスニング) | リスニングの比重に注意 |
| 情報 | 情報 | 年度により扱いが変わるため要確認 |
出典: 大学入試センター(出題教科・科目/dnc.ac.jp 参照)/文部科学省「大学入学者選抜実施要項」(最新年度版)
配点や満点の換算は、大学・学部によって扱いが大きく変わります。同じ得点でも、A大学では圧縮され、B大学ではそのまま使われる、ということが起こります。
なお、新しい学習指導要領(新課程)に合わせて、情報の新設など教科・科目の構成は変更されることがあります。配点や受験科目は年度で動くため、最新は大学入試センターと各大学の募集要項で必ず確認してください。
国公立・私立での共通テストの使われ方
共通テストは「受けて終わり」ではなく、その後の出願や合否判定で使われるのがポイントです。国公立と私立で使い方が異なります。
- 国公立大学:共通テスト(1次)+各大学の個別試験(2次・前期/後期)の合計で合否を判定するのが基本
- 私立大学(共通テスト利用方式):共通テストの得点だけで合否が決まる方式。個別試験なしで複数校に出願しやすい
- 私立大学(一般方式との併願):個別の一般入試と共通テスト利用を組み合わせて受験機会を増やせる
国公立は「1次試験」として使う
国公立大学では、共通テストが1次選抜の役割を持ちます。共通テストで一定の点を取ったうえで、各大学が課す2次試験(個別学力検査)に進む流れが一般的です。
大学・学部によって、共通テストと2次試験の配点比率は大きく違います。共通テスト重視の大学もあれば、2次試験重視の大学もあるので、志望校の比率を早めに調べておくと戦略が立てやすくなります。
私立は「共通テスト利用方式」で活用できる
私立大学の多くは、共通テストの得点で出願できる共通テスト利用方式を設けています。個別試験を受けなくても出願できるため、第一志望の対策に集中しながら併願校を確保しやすいのが利点です。
一方で、共通テスト利用方式は合格に必要な得点率が高めになりやすい傾向があります。手軽に出願できる分、志願者の得点も上がりやすいためです。実際の基準は各大学の発表で確認してください。
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国公立2次や私立の個別対策まで考えると、全教科の基礎を効率よく回す環境づくりが先決です。映像授業はスマホ1台で主要教科に触れられるので、最初の土台づくりの入口に向いています。
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共通テスト対策の基本
対策の結論はシンプルで、基礎固め→過去問・予想問題→時間配分の練習の順で積み上げることです。奇をてらわず、土台から固めるのが近道になります。
- 基礎固めを最優先:教科書レベルの取りこぼしをなくす
- 過去問・予想問題で形式に慣れる:問われ方・資料の読み方を体で覚える
- 時間配分の訓練:本番と同じ制限時間で解く練習を繰り返す
基礎固めを最優先にする
共通テストは応用一辺倒ではなく、基礎の正確さが得点を支えます。難問より、確実に取れる問題を落とさないことが先決です。基礎が抜けたまま難問演習に進むと、伸びが頭打ちになりがちです。
苦手教科は早めに体験できる教材で立て直しておくと、直前期の負担が軽くなります。
過去問・予想問題で「形式」に慣れる
共通テストは長文・資料・グラフの読解が多く、形式への慣れが点差につながります。過去問や予想問題を解き、問われ方のクセをつかんでおきましょう。
「知っているのに時間が足りず解けない」という失点は、形式慣れで減らせます。
時間配分を本番形式で訓練する
本番は科目ごとに制限時間が厳しめです。普段から本番と同じ時間で解く練習を重ねると、当日の焦りを抑えられます。見直しの時間まで含めて設計しておくと安心です。
E判定からの巻き返しや模試の使い方は、模試の活用法とE判定逆転の動かし方も参考になります。
よくある質問(FAQ)
Q1:共通テストと旧センター試験は何が違いますか?
大きな違いは出題の方向性です。センター試験が知識の確認に重きを置いていたのに対し、共通テストは思考力・判断力・読解力を意識した出題が増えました。長文や資料を読んで考える問題が多いのが特徴です。ただし細部のルールは年度で変わるため、最新は大学入試センターで確認してください。
Q2:共通テストは何点取れればいいですか?
必要な得点率は志望大学・学部によって大きく異なります。難関国公立や私立の共通テスト利用方式では高めの得点率が求められやすく、一方で2次試験重視の大学なら共通テストの比重が下がる場合もあります。まず志望校の過去のボーダーや配点比率を調べるのが先決です。
Q3:共通テストは私立大学でも使えますか?
使えます。多くの私立大学が共通テスト利用方式を設けており、共通テストの得点だけで出願・合否判定が完結します。個別試験を受けずに併願校を確保できる一方、合格に必要な得点率は高めになりやすい点に注意してください。
Q4:共通テスト対策はいつから始めるべきですか?
理想は高2のうちに基礎を固め、高3で形式演習に入る流れです。基礎固めに早すぎることはありません。部活などで時間が取りにくい時期は、スキマ時間で進められる映像授業を使い、引退後に演習へ移行する設計が現実的です。
まとめ:まず全体像をつかみ、最新は公式で確認する
共通テストとは、毎年1月に全国共通で行われ、国公立・私立の入試の土台になる試験です。仕組みを早めに理解しておくほど、対策の計画が立てやすくなります。
- 共通テスト=大学入学共通テスト(1月実施・大学入試センターが運営)
- 6教科から志望校の指定科目を選択。配点・換算は大学で変わる
- 国公立は1次試験、私立は共通テスト利用方式で活用できる
- 対策は基礎固め→過去問・予想問題→時間配分の順で積み上げる
科目・配点・出願ルールは年度ごとに見直されます。情報の新設など制度変更もあるため、本記事で全体像をつかんだうえで、最新の数値・ルールは必ず大学入試センターと各大学の募集要項で確認してください。
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免責事項
※本記事は、大学入試センター・文部科学省の公開情報をもとに整理した一般的な情報です。入試制度・出題科目・配点・出願ルールは年度ごとに変更されます。受験科目や合否判定の詳細、最新の実施要項は、大学入試センターおよび各大学の公式情報で必ずご確認ください。

