大学受験の英語リスニングの対策方法をご説明していきます。
リスニング問題の聞き取り対策は「英単語の聞き取り」と「英短文の聞き取り」の2つのフェーズに分けてで行うのがおすすめです。
まずはじめに、英単語を聞き取れるようになることを目標としましょう。そのために、持っている英単語帳を発音しながら覚えなければいけません。
シャドーイングをして、「どのように発音されるか」を体で覚えよう
「シャドーイング」をして、英語の正確な発音を、口と耳で覚えるようにします。
「シャドーイング」とは、CDの音声の後を追いかけるように、発音を真似しながら音読をすると言う練習法です。
例えるなら、「かえるの歌」です。
小学生の頃に1度は歌ったことがあるのではないでしょうか?
1テンポ遅れて聞こえてくる、あの感覚をシャドーイングしながら覚えましょう。
1回やっただけではなかなかうまくなりません。とにかく繰り返しやっていくことで、英語の正しい発音が身についていきます。
英単語を聞き取るために
発音がうまくできるようになるために、英単語帳をご紹介していきます。
単語や熟語は書いて覚えるより、実際に文章中で使われているのを見るほうが早く覚えられます。
何度読んでも思い出せないようなものだけ書いて覚えるぐらいの感じで良いでしょう。
DUO 3.0
- 200語程度の英文の中で生きた英単語を覚えていくことができる
- CDを利用して、発音とリスニングの2つを同時に鍛えることができる
システム英単語
- ミニマムフレーズという短い英文の中で英単語を覚えることができる。
- レベル別になっているので、自分の志望校までに必要なレベルを揃えることができる。
速読英単語
- 参考書名の通り、長い英文の中で英単語を覚えることができる。
2.発音および、どのような文脈で単語が出題されるかも知ることができす。
キクタンシリーズ
- 参考書名の通り、聴きながら英単語を覚える単語帳。
- いやでも発音を覚えることができるので、リスニングに重点をおいた勉強をしたい受験生には最適な一冊である。
英短文を聞き取るために
次のフェーズとして、英短文を聞き取れるようになることである。
センター試験問題のほとんどは、英語での会話問題が出題される。
そのため、短い英文をしっかり聞けることになることが必要である。
国立大学や難関私立大学、特に英語系の学部にはリスニング問題を課されているところがいくつかある。
その大学は、長めの英語を聞き取る必要があるので、別途、対策を行わなければならない。
英短文が聞き取れるようになる参考書
大学入試リスニングのトレーニング 入門編
大学入試 リスニングのトレーニング 必修編
大学入試 リスニングのトレーニング 上級編
- 3部作なので、英語が聞き取れないレベルの受験生が最終的に、難関大学のリスニング対策ができるレベルになるまで引き上げることができる
- 英文の聞き取り方が、とりわけ細かく解説されている
- 出題問題のバランスが優れており、国立も私立もどちらの対策にもバッチリな内容である。
[センター試験]石井雅勇 リスニング[センター英語]講義の実況中継 (センター試験実況中継シリーズ)
- 大学受験に必要なレベルのリスニング方法を網羅的に覚えることができる。有名講師による話し口調の参考書なので、読みやすい1冊です。
センター試験対策ができる参考書
センター試験の当日焦らないために、出題傾向をしっかりと把握しましょう。
センター試験の過去問かセンター模擬試験系の問題集で十分演習することが大切です。
センター英語のリスニングは出題傾向が毎年ほぼ変わらないので、傾向を掴むことができれば、十分に高得点を狙うことができます。
問題演習を通して「メモの取り方」を学んでいきましょう。
短期攻略センター英語 リスニング編 (駿台受験シリーズ)
- 問題集感覚でさくさく演習ができます。センター試験を解くために必要な最低限のテクニックが凝縮されています
- 問題数が少ないので、短期的に実力を上げることができます。センターを1回も解いたことのないような人におすすめです。
センター試験予想問題パック
- その年度のセンター試験の予想問題が記載されている問題集です
- 作成者は問題傾向を予測し、問題を当てにいっているので、試験前に解いておいてそん貼りません
最難関大学対策ができる参考書
灘高キムタツの東大英語リスニング (英語の超人になる!アルク学参シリーズ)
- 東大リスニングに特化した参考書
- 東大受験の有名講師が書いた本なので、東大特有のテクニックが記載されている
まとめ
普段から意識してほしいのは、簡単な文章を普段毎日15分でいいので
- 読んで理解すること
- 聞いて理解すること
そのどちらもをやっていければ、英語が楽しくなってくるはずです!