英作文は“借文”せよ!大学受験で減点されない最強の勉強法とおすすめ参考書

英作文の勉強法

「国立の2次試験に英作文があるけど、何から手をつけていいかわからない……」
「自分で英文を書くと、どうしても自信がないし、減点されてしまう……」

マーク式の問題は解けるのに、英作文になった途端にペンが止まってしまう受験生は非常に多いです。

そのため、多くの人が英作文の対策を後回しにしがちですが、はっきり言います。
英作文を放置することは、合格を放棄することと同じです。

しかし逆に言えば、正しい「型」さえ身につけてしまえば、英作文ほど安定して高得点が取れる分野はありません。

この記事では、英作文を「才能」や「センス」ではなく、「暗記」と「技術」で攻略する最強の勉強法を解説します。

これを読めば、あなたは白紙の解答用紙を前にしても、スラスラと英文が湧き出てくる状態になれるはずです。

目次

英作文の極意:自分で作るな、「借文(しゃくぶん)」せよ

具体的な勉強法に入る前に、最も重要なマインドセットをお伝えします。

英作文とは、ゼロから英文を発明することではありません。
脳内にストックした「正しい例文」を引っ張り出し、単語を入れ替えて「借りてくる」作業です。

ここがポイント

受験生の拙い知識でオリジナルの英文を作ろうとするから、文法ミスや不自然な表現で減点されるのです。プロが書いた「減点されない型」を暗記し、それを使い回すのが最短ルートです。

ステップ1:まずは「例文暗記(インプット)」で弾を込める

書けない最大の理由は、書くための「ネタ(例文)」を持っていないからです。
まずは、基本となる例文を頭の中に叩き込みましょう。

おすすめの「例文インプット用」参考書

以下の参考書は、英作文のバイブルとも言える良書です。解説が丁寧で、自分が練習しやすいと感じるものを1冊選びましょう。

  • ドラゴン・イングリッシュ基本英文100(竹岡広信 著)
  • 竹岡広信の英作文が面白いほど書ける本(竹岡広信 著)
  • 大学入試英作文ハイパートレーニング和文英訳編(大矢復 著)
  • 大矢復 英作文講義の実況中継(大矢復 著)

【重要】暗記する際の2つの鉄則

参考書を決めたら、以下の手順でインプットを進めてください。1. 「なぜその語順になるのか」を理解する 丸暗記の前に、必ず文法的な理屈(S+V+O+Cなどの構造)を理解してください。文法があやふやな場合は、まず文法の参考書に戻りましょう。理屈なき暗記はすぐに崩壊します。 2. アレンジせず「そのまま」覚える 「ここは別の単語でもいいかな?」などと考えず、最初は例文を一字一句そのまま暗記してください。自己流のアレンジはミスの温床です。型が身につくまでは、素直さが武器になります。

ステップ2:何も見ずに書く「完全再現(アウトプット)」

例文を覚えたつもりになったら、次はテストです。
日本語を見て、瞬時に英語が出てくるレベルまで仕上げます。 完全再現テスト

参考書の日本語訳だけを見て、英文をノートに書く。スペルミス1つでもあれば「不正解」としてやり直す。 文法説明

書いた英文に対して、セルフティーチングを行う。「ここは過去完了形、なぜなら〜」と自分で解説できれば合格。 類題演習

例文が完璧になったら、問題集の練習問題を解く。覚えた例文の単語を入れ替えるだけで解けることに気づくはずです。

間違えた問題には必ずチェックを入れ、翌日、3日後、1週間後と復習し、記憶を定着させましょう。

ステップ3:独学の限界を超える「第三者添削」

英作文対策の仕上げにおいて、絶対に欠かせないのが「添削(フィードバック)」です。

数学と違い、英作文には「正解」が無数にあります。
問題集の模範解答と違っていても、正解の場合もあれば、文法的には合っていても「ネイティブはそう言わない(不自然)」という場合もあります。

自分の答案を「採点官」に見せる

この微妙なニュアンスを判断できるのは、英語のプロだけです。

添削の依頼先メリット
学校・塾の先生手軽に頼める。自分の弱点を継続的に見てもらえる。
記述模試客観的なスコアが出る。「本番で通用するか」の判定ができる。

「恥ずかしいから」といって添削を受けないと、自分では気づかないミス(冠詞の抜け、時制のズレなど)を本番まで引きずることになります。

模試や添削で真っ赤になって返ってきた答案こそが、あなたを合格させる最強の参考書になります。必ずアドバイス通りに書き直(リライト)しましょう。

まとめ:英作文は「準備」で決まる

今回の記事の要点をまとめます。

  • 英作文はゼロから作らず、覚えた例文を「借りて」書く。
  • まずは良質な例文100個を、文法理解と共に丸暗記する。
  • 書けるようになったら、必ず先生や模試で「添削」を受ける。

「英語が書ける」ということは、英語の構造を完全に理解している証明でもあります。
英作文の対策をすることで、結果的に長文読解や文法問題のスコアも底上げされます。

さあ、まずは手始めに「基本の100例文」を覚えるところから始めましょう。
その100個の武器が、入試本番であなたのペンを走らせる原動力になります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

大学在学中から学習指導に携わり、卒業後は大手進学塾で約8年勤務。小学生から高校生まで幅広く担当し、特に数学・英語を中心に受験対策や定期テスト対策を行ってきた。これまでに指導した生徒は延べ500名以上。志望校合格率の高さと、生徒のやる気を引き出す指導スタイルに定評がある。

得意分野:
・中学・高校受験対策(数学・英語)
・定期テスト点数アップ指導
・勉強習慣の定着サポート
・生徒のモチベーションアップ指導

勉強は“やらされるもの”ではなく、“自分の未来をつくるための武器”です。生徒一人ひとりの性格や目標に合わせて、わかりやすく、楽しく、そして結果につながる指導を心がけています。一緒に目標達成を目指しましょう!

目次