普段の読書量習慣が重要

一般的に大学受験の現代文は
差のつきにくい教科といわれます。

現代文は知識の基礎力で得点できる教科なので
文章を読み解く技術よりも、
普段の読書経験が重要になります。

現代文で高得点を取る人は
日本語の語彙力、文章を読む速さ、
文章に対しての理解力が高く、
その土台になるのは、
日常的に日本語の本を
どれだけ読んでいるかが関わってきます。

読書の内容も一つのジャンルだけでなく
さまざまなジャンルの本を読むことで、
語彙力や、理解力が身についていきます。

小説しか読んでいない人が、
いきなり哲学の文章を読み解けないと思います。
大切なのはひとつの分野の知識を得るのだけでなく、
色々な文体の文章を読むことが重要です。

普段から様々なジャンルの本を
読んでいる人はあまり多くないと思います。

さまざまなジャンルの文章になれることで
どんな文章であっても
高得点を狙えるようになります。

現代文は高得点を取る人がいくらかいて、
ほとんどの人が平均点付近に分布する傾向があります。

筆記ならともかく、マーク式であれば
極端に得点が低い人もほとんどいないでしょう。

ある程度の読書量があれば、
特に対策をしていなくてもマーク式では
平均点くらいは取れるようになります。

さまざまなジャンルの本を読み、
読書経験を積んでいけば現代文の基礎力がつくので
筆記試験でも対策をすれば対応できる力がつきます。

マーク式と筆記式試験の違いについて

大学受験の現代文の問題は、
センター試験のように回答が全てマーク式の問題であることもあれば、
東大の問題のように全部筆記で答えさせられるものまであります。

同じ現代文でも問題の内容は
全くと言っていいほど違います

マーク式の場合は各問に必ず答えが入っています。
ですが筆記式であれば答えを自分で考え記述する必要があります。

マーク式であれば普段の読書量が多かったりすると、
感覚で高得点を取ることもできると思います。
ですが筆記式は答えを自分で構築する必要があります。

筆記式はきちんと解答の根拠を認識し、
記述しておかないと、そのぶんだけ減点だけされていきます。

答案に作成者が意図するキーワードが
入っていないとほとんど点数になりません。
さらに不必要なことを記述していても減点されます。
筆記式であればなんとなくの回答が通用しません。

筆記式の問題で現代文が受験教科であれば、
普段から筆記式の問題で、
要点をまとめる練習をしておかないと
本番でも記述問題に対応できず回答が難しくなります。

マーク式の試験が得意で、
いつも高得点が取れる人でも、
記述式に対応するには普段から対策しておかないと
本番で思うように回答を書けないので、

筆記試験を検討しているようであれば、
必ず記述問題の練習をしておきましょう。

マーク式が得意ということは
基本的に文章を読み解く能力が高いので、
筆記式も練習次第でいくらでも伸びてくれます。